全国大会参加報告(NHK杯・全国総文)
野球部の皆さん、県制覇そして甲子園出場おめでとうございます!
放送部がこの夏、全国大会に出場できる理由の半分が野球部のおかげです。
NHK杯全国高校放送コンテスト(7/25-28東京)では、アナウンス部門に出場した大塚聖のニュース原稿は、野球部のストッキングの線のデザインについて取材をさせて頂きました。インタビューなどのご協力を頂いた、本田監督はじめ、根津・齋藤コーチ、岡田副主将のおかげです。
また、ラジオドキュメント「E・T・S・Uのヒミつ」は、野球部の先生方のほかにも広川主将・中村君などの取材・インタビューのご協力のおかげです。(この作品については市内の東北中学校、富山県立氷見高校野球部、中越高校吹奏楽部のご協力もあっての成果です)
放送部の全国大会に向けての準備・作品提出は、もちろん野球部のエコスタの県大会決勝の前。放送部の大会は7月26日からNHK杯の発表・審査が始まるので、野球部の決勝の結果によっては、「放送部は大口たたいて」などと陰口を言われるかもしれない内容でした。
ですが、大塚のアナウンス原稿での「新しいストッキングの線」は実現し、ラジオドキュメントで秘密を暴いた「E・T・S・U」は、今年も甲子園での演奏・大合唱が出来ます。
放送部員一同、胸を張って全国の舞台で発表をする事が出来ました。ありがたいことであり、本当に凄い事だと思っています。
放送部のアナウンスとラジオドキュメントは、野球部無しにはあり得なかった全国出場です。
朗読部門に出場した髙原は、武者小路実篤の「友情」で全国大会に臨みました。古い作品なので、文体や言い回しが難しく、また男性の主人公の(しかも変なヤツ!)目線での文章に、四苦八苦したものの、それらをよく咀嚼して自分のものにしました。
NHK杯全国高校放送コンテストは、審査員の点数で評価され、初戦から次の審査、そしてNHKホールでの決勝大会とを3日間かけて行なわれます。今回、アナウンス・朗読・ラジオドキュメントは、残念ながら初戦敗退となりました。
しかし、点数は部として過去最高の得点を得られました。わずかな差で次へ行けませんでした。この経験は、次の世代へと引き継がれていくでしょう。
点数から見れば、今年の中越高校放送部は「過去最強チーム」でした。
NHK杯全国高校放送コンテストの翌週は、全国高等学校総合文化祭・広島大会の放送部門(8/2-3))に参加。作秋の県大会で入賞した、部長の髙原が朗読部門で出場。作品は、新潟県を代表する作家、火坂 雅志の「羊羹合戦」。火坂 先生は昨年2月に急逝され、その追悼も込めてこの作品を取り上げました。髙原は、主人公が新天地へ向けて恋人と旅立つラストシーンを取り上げました。
真夏日の広島の地、平和公園に隣接する広島国際会議場で、越後の真冬のシーンを、詩情豊かに表現してくれました。
結果は入賞無しでしたが、遠方の広島の地で現役最後の朗読を楽しく読んでいました。
こちらの大会は、点数が非公開なので、どの位の評価だったのかは分かりませんが、後輩たちに引き継ぐきっかけができたと思います。
NHK杯のピリピリした雰囲気とは違い、広島の高校生が運営するアットホームな大会に、感激して帰ってきました。
放送部の夏は、まだ終わりません。
10日(水)には「ながおかハイスクールガイダンス」の総合司会を髙原と大塚の両名が行います。
21日(日)には「第1回 世界えだまめ早食い選手権」に髙原・大塚・松原が参戦。
どちらも、会場は長岡市の「アオーレ長岡」です。あたたかいご声援の程お願い致します。
(文責:顧問・高澤)
「補追」
8月21日(日)に行われた「第1回 世界えだまめ早食い選手権」に髙原・大塚・松原チームが出場し、3位に入賞しました。世界選手権のタイトル獲得は、放送部の歴史始まって以来の快挙と、一同喜んでいます。
当日、部員の保護者をはじめ、たくさんの方からの応援やご声援、お声がけなどを頂戴し、本当に心温まるイベントに参加できて幸せと思います。
選手権の様子をビデオメッセージにまとめるべく、2年の安部を中心に番組制作を進めています。乞うご期待!