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2020.11.10 放送部

第40回QK杯高等学校校内放送コンクール

 

 第40回QK杯校内放送コンクール兼第33回新潟県高校放送コンクールが、11月8日(日)に新潟明訓高校を会場に開催され、アナウンス部門とテレビ番組部門で1位、朗読部門とラジオ番組部門で2位を取り、4部門で北信越大会(6年連続15回目)、3部門での全国高校総文(3年連続12回目)出場が決まりました。

 

 

 アナウンス部門1位は2年の副部長・山口舞華(長岡北中)で、テレビ番組部門の1位「BOUZU be Ambitious~山田住職の野望~」とともに、燕市のお寺「国上寺」で話題の「イケメン官能絵巻」という壁画を題材にしてアナウンス原稿にまとめたものです。現2年生部員が昨年の夏から取材をし、この秋に住職や来訪者などにインタビューをして仕上げました。
 山口は「活動時間が限られている中での取材や原稿づくり、練習が大変でした。1位を取ることができて良かったです。」と言います。
 テレビ番組のディレクターを務めた2年の青柳福美(長岡越路中)は「国上寺の山田住職はじめたくさんの方のご協力により一位をとることができました。ここまでの感謝を忘れずに、北信越大会・全国高校総文でも入賞目指して頑張ります。」と話します。
 朗読部門2位の岡嶋かな子(柏崎第二中)は小路幸也作「おにいちゃんのハナビ」をセレクト。小千谷を舞台に映画にもなった同作品のラストシーンを読みました。岡嶋は「北信越大会と全国高校総文に出場できることはとても嬉しいです。ですが1位になれず悔しい思いもあります。この悔しさを晴らせるようにこれからも頑張ります。」と言います。
 ラジオ番組2位の「泳げ!ちび錦くん」は、水槽で飼える小型の錦鯉ブランド「ちび錦」を扱ったスライドショー付きのラジオ番組です。1年生部員の大坂美乃(小千谷片貝中)が地元の話題を掘り起こしました。小千谷市の錦鯉販売店「ぷれしゃす」が独自に販売しているもので、下取材から本取材を大坂が中心となって行い、岡嶋との掛け合いのナレーションで分かり易く話を進めた番組です。大坂は「ラジオ番組では全国は逃しましたが、北信越に出場できて嬉しいです。アナウンス部門では入賞できませんでしたが、会場で行う初めての大会で、今までで一番良い読みができました。」と感想を話しています。
 顧問の苅部先生は「それぞれが努力を続けた成果が出て嬉しいです。活動させていただけていることにも感謝して、次の舞台でも思い切り楽しんでほしいです。」と話しています。
 顧問の高澤先生は、「全国総文に3部門同時に出場するのは当部の歴史では初めての事です。4人しかいない部員で、4人全員で北信越・全国総文に出場できることが何よりもうれしいです。」と話しています。
 北信越大会は2月に富山県(録画のみによる非公開審査)で、全国高校総合文化祭は8月に和歌山県で開催されます。