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2022.11.16 お知らせ

新潟県高校駅伝に関する抗議内容(4)

 

昨日11月15日に、関係団体より本校の嘆願書に対する回答をいただきました。また、同日午前には新潟県高等学校体育連盟会長、同理事長、新潟県高等学校体育連盟陸上競技専門部長、同委員長が来校され、再調査の結果と回答をいただきました。その内容と本校の見解についてお示しいたします。

 

〇嘆願書に対する回答
・文部科学省・スポーツ庁
大会に直接関わっていないため当事者の間で解決してもらいたい。全国高体連にも新潟県高体連に丁寧な対応をするよう指示してほしいと連絡した。

 

・全国高等学校体育連盟
当該大会の運営は新潟県高等学校体育連盟の判断で行われたものであり、全国高等学校体育連盟が直接関与できるものではない。なお、新潟県高等学校体育連盟から聞き取った情報では、運営に不適切な点はなかったと聞いている。

 

・日本陸上競技連盟
回答期限に指定された11月15日までには回答ができない。近日中に回答する。

 

4団体の回答は以上の通りです。

 

〇県高体連による再調査と回答について
再度の調査、聞き取り等を行ったが、運営に問題はない。抗議内容は受け付けず、本レースは成立し結果は確定しているものとする。なお、日本陸連担当者も同席の上、全国高体連に対して説明をしたが、運営に不適切な点はなく、救済はないものとすることに対して理解を得ている。

 

〇本校の見解
県高体連の調査結果と、本校調査(その場にいた先導員を含む複数の当該競技役員や一般市民の方から得られた証言)では事実が異なるため、受け入れられない。

 

・当該先導員は間違ったという認識があり、間違いに気づいた後に3区で入れ替わった先頭チームの先導に復帰している。
・3区レース中において、本校の選手が先導員とともにコースを逸脱した際に競技役員が大声で誘導したという事実はない。後続の選手は誘導を受けており、やはり不公平である。
これらのことについて再度抗議しましたが、県高体連は調査は十分であるとして受け入れられませんでした。

 

本校としては、大会の運営は競技規則や申し合わせ事項に則って公平公正に大会運営されるべきであり、今回はその競技規則や申し合わせ事項の運用が不十分であった結果、公平公正な大会運営がなされなかったという見解です。

 

〇今後の対応について
この問題に対する対応について現段階では未定です。
陸上競技部員に対する対応については、現段階における状況説明をした上で、心情に寄り添いケアをしてまいります。また、何事も人のせいにせず、競技者としても一人の人間としても、前を向いて成長、進歩していけるよう指導してまいります。

 

〇お願い
関係各位への言われのない誹謗中傷は絶対にあってはならないと考えており、誹謗中傷があるとすれば本校として誠に不本意なことであります。
運営のトラブルがなければ新潟県高校駅伝史に残る名勝負になったと思います。優勝校の十日町高校は最高のライバルであり、ライバルがいたからこそ本校の選手達もここまで大きく成長することができました。十日町高校の選手達は我々にとって尊敬し感謝する存在です。ご理解のほどお願い申し上げます。