はぎの通信 No.5(これからのマスク着用について)
はぎの通信 No.5 (R5. 2.20)
中越高等学校長 萩野 俊哉(はぎの・しゅんや)
これからのマスクの着用について(About wearing a mask)
1,2年生の皆さん。いよいよ22日(水)から、今年度最後の定期考査である3学期期末考査が始まります。勉強していますか?最後の仕上げ。緊張感を持って、しっかりと取り組んでください。
学校の方は、来年度新入生募集の入試がすべて終了し、後は公立高校・中等教育学校等の入学選考検査の結果を受けての本校入学手続きを待つ状態です。中学生の受験生の皆さん、本校を受験していただいて、本当にありがとうございます。一人でも多くの皆さんと4月の入学式で会えることを楽しみにしています。
さて、今の教育・学校を取り巻く大きな話題の一つとして、これからの「マスクの着用のあり方」があります。皆さんはどう思いますか?政府は2月10日、マスクの着用を3月13日から個人の判断に委ねることに決めました。ただし、学校においては、令和5年3月31日までの年度内における卒業式以外の学校教育活動においては、現在の衛生管理マニュアルに応じた感染対策を講じるものとし、対応は従来どおりとします。この点は、皆さん、まずしっかりと理解して、実行しましょう。そして、本校の3月2日の卒業式におけるマスクの取扱いについては、後日近々にお知らせする予定です。
私としては、まずもって学校というところは生徒や教職員が安心して安全に過ごす場所でなければならないと思っています。マスクの着用のあり方が変わったとしても、新型コロナの感染リスクそのものがなくなったわけではありません。「感染リスクを上げる」ようなことはしたくありません。一方で、学校におけるさまざまな教育活動を行う上で、マスクをしていない方がベターであるという状況もあるでしょう。いずれにせよ、さまざまな事情があってマスクの着用を希望したり、また、健康上の理由によりマスクを着用できない人もいることなどから、学校や教職員、あるいは友人や仲間が、マスクの着脱を強いることのないようにしなければなりません。また、生徒同士の間でマスクの着用の有無による差別・偏見などは決してあってはならないことです。
世の中は常に変化します。それに合わせて、学校も変化することが求められます。大きなこと、小さなこと、いろいろあります。それらに対して意見や考えや思いはあります。しかし、実際に行動に起こさなければならない時、そこには決断や決心が必要です。皆さんはどう思いますか?そして、どうしていこうと考え、行動しますか?
少し難しいことを言ったのかもしれません。要は、シンプルに「健康で楽しい学校生活をおくってもらいたい!」これが私の思いなのです。
以上