はぎの通信 No.18(感心しました)
はぎの通信 No.18 (R5. 4.13)
中越高等学校長 萩野 俊哉(はぎの・しゅんや)
「感心しました」(I was so impressed!)
すぐに書こう書こうと思いながら、先にどうしても皆さんに伝えたいこともあり(この前号のNo. 17での【緊急】ブログの件もありました!)、今日になってしまいました。それは何かというと、4月6日に行われた本校の入学式における「新入生宣誓」での、代表生徒による決意表明の言葉と、そこから伝わる「覚悟」の気持ちです。
代表生徒は、後半、次のように述べました。
「... 高校の三年間はきっとあっという間に過ぎていくことと思います。一日一日悔いのないように大切に過ごしていきたいです。勉学に励むことはもちろん、部活動も頑張りたいと思っています。先生方、それからご来賓の方々、これから厳しいご指導のほどよろしくお願いします。」
特に、最後の「これから厳しいご指導のほどよろしくお願いします。」の部分。感心しました。素晴らしい覚悟だと思います。教える側の私たちも思わず襟を正し、背筋が伸びる思いです。
私は毎年度当初、4月の最初の職員会議で、先生方にいくつかお願いをしているのですが、そのまず第一として、次のようにお願いしています。
大前提:「毅然と、厳しく、温かく -自分に対して、他者に対して―」
そして、まず何といっても授業が基本。授業を大切にしていただきたい。
・授業の中に「全て」がある。(教科指導はもちろん、生徒の進路実現、生徒指導、いじめ防止・発見・対応、「生きる力」の育成等々)。本校は私学です。マンネリにならずお互いの切磋琢磨を続けるには、一人一人の強い意志と課題意識が必要です。プロの教師としての矜持を持ちましょう。
さあ、授業も本格的に始まっています。頑張りましょう!
以上