はぎの通信 No.26(いつも新鮮な気持ちで!)
はぎの通信 No.26 (R5. 5.29)
中越高等学校長 萩野 俊哉(はぎの・しゅんや)
「いつも新鮮な気持ちで!」(Always Feel Fresh!)
新年度に入り、早くも2か月が過ぎようとしています。中間考査も終わり、ただ今県高校総体の真っただ中。夢中の時間、緊張と真剣勝負の日々が続いています。そして、その後には今度は体育祭が控えています。
このように大きな大会や行事が行われる中でも、学校生活は落ち着いて過ごせているでしょうか。ただ、ここで気をつけたいのは、「落ち着いて過ごす」ということと「慣れ切ってダラダラと過ごす」こととは違うということです。
人は何でも慣れてしまうと、それをただ「こなす」だけになってしまいがちです。機械的に、能率だけを優先に終わらせようとしてしまいます。あるいは、なめ切ってしまって、ぎりぎりまでまったく手を付けないといったこともあるでしょう。
自戒も込めて、私は次のようなことを自分に言い聞かせています。
・一つ一つのことに気持ちを込める。
・「誰のため」「何のため」に行っているのかを意識し、自覚する。
・何でも一人でやろうとしない(仲間を信じる)。
・逃げない、あきらめない、妄想しない
難しいです。でも、たとえば、毎朝、生徒玄関で登校する皆さんと挨拶を交わすとき、私はいつも新鮮な気持ちで皆さん一人一人と目を合わせて、心を込めて「おはようございます!」「ご苦労さん!」と声をかけているつもりです。そして、このことを続けていることで、私は皆さんから元気をもらっています。いつも新鮮な気持ちにしてくれます。ありがとう。
時は過ぎ、季節は巡り、またもうすぐ暑い日々がやってきます。変化を重ねる中でも、変わらぬ心、新鮮な気持ちを持ち続けていきたいと思っています。
以上