はぎの通信 No.29(爪痕を残す)
はぎの通信 No.29 (R5. 6.19)
中越高等学校長 萩野 俊哉(はぎの・しゅんや)
「爪痕を残す」(Leave a Mark)
先週の14日(水曜日)、壮行会が行われました。主に17日(土曜日)から始まる北信越大会に出場する選手および県総体へ出場する水泳部の皆さんを激励・応援する会でした。
ちなみに、この原稿を書いている6月19日(月曜日)現在の、今年度に入ってからの本校の部活動の近況報告としては次のようになっています。主なものだけ御紹介いたします。
1 ソフトテニス部インターハイ男子個人戦・女子個人戦出場
2 北信越大会出場
・陸上部
・女子バレーボール部
・ソフトテニス部男女
・サッカー部(フットサル)
・テニス部
3 写真部 令和5年度県高等学校文化連盟写真専門部第27回撮影大会最優秀賞2名など(その他受賞多数)
4 放送部 第70回NHK杯全国高校放送コンテスト新潟県大会
アナウンス部門 第1位 テレビドキュメント部門 第1位 他
さて、その壮行会の校長挨拶の中で、私は選手の皆さんに、新潟県代表そして中越高校の代表として戦ってきてほしいということ、そして、ぜひ各試合・競技において「爪痕を残して」きてもらいたいという話をしました。
試合・勝負は相手があります。相手も必死です。その必死さを上回る「何か」がこちらになければ「爪痕」は残せません。勝負ですから必ず勝ち負けはあります。勝っても負けても、そのたった1度きりしかない勝負に全力を尽くし、ありったけの思いを込めて、一瞬一瞬プレーをしなければなりません。また、自然にそのようなプレーになるはずです。
本番の大会や試合でしっかりと「爪痕」を残せるようになるためには、何が必要でしょうか。そう、それは効率的かつ効果的な方法に基づいた、日頃の地道な練習、努力の積み重ねしかないのです。才能、センス、経験値、...etc.etc. いろいろあると思います。そのことを嘆いても致し方ありません。そこで自分自身を納得させて、前へ進めるかどうか。ここが1つの大きな分かれ目になるような気がします。
以上