はぎの通信 No.35(勇気と感動をありがとう!)
はぎの通信 No.35 (R5. 7.26)
中越高等学校長 萩野 俊哉(はぎの・しゅんや)
「勇気と感動をありがとう!」
(Thank you for your courage and excitement!)
「甲子園はこんなにも遠いものだったんですね...」昨日の決勝戦後、野球部のある保護者の方が、振り絞るように私に伝えたことばです。
選手そして部員の皆さん、本当にお疲れさまでした。君たちはよくやりました。やり抜きました。さまざまなアクシデントや不利な状況を乗り越え、あるいは甘んじて受け入れながら、自分たちの野球を最後までまっとうした皆さんの覚悟と勇気に心から拍手を送りたいと思います。そして、試合を観戦していた私たちに、選手・部員の皆さんは間違いなく深い感動を与えてくれました。本当にありがとう!
さて、また大切なのはこれからですね。今回の敗戦を、今後のチームそして自分自身をさらに強く、たくましくするためのチャンスにしなければなりません。これまで本当に自分のすべてをかけて優勝に向かい続けてきたわけですから、昨日の今日ですぐにというのは難しいかもしれません。しかし、いずれまた前を向きましょう。いつまでもうつむいて、下ばかりを見ていてもしようがありません。
中越高校の野球のDNAは、間違いなく確実に次へと受け継がれていくはずです。先輩の諸君、後輩たちをよろしく頼みます。そして、後輩の諸君、先輩たちはいつも皆さんのことを支え、応援しています。さらなる高み、まだ見ぬ新しい景色を求めて歩みだす一歩はもうすでに始まっているのです。
以上