はぎの通信 No.68(新年度、「夢」と「挑戦」)
はぎの通信 No.68 (R6. 4.1)
中越高等学校長 萩野 俊哉(はぎの・しゅんや)
新年度、「夢」と「挑戦」(New year, “dreams” and “challenges”)
新年度、令和6年度が始まりました。皆さん、どのような気持ちで迎えていますか。そして、今年度にかける思いは何でしょうか。
私の中の今年度のキーワードのひとつは、「ぶれずに、しかし、柔軟に」です。一見、相反することを述べていて矛盾するようですが、私としてはこの二つの概念が上手く同居・共存してこそ、物事がうまく進むのではないかと思っています。
さて、今日から皆さんは新たな一歩を踏み出します。それは、自分自身の「夢」の実現に向かっての大きな「挑戦」へと向かう新たな一歩でもありたいものです。夢は、私たちが目指すべき未来を描く力です。それは遠く、時には手が届かないかのように思えるかもしれません。しかし、その夢に向かって挑戦することで、私たちは大きく成長し、また、自分自身を超えることができます。
夢というのは、自分の持つ力を引き出し、自らを前進させる原動力となります。そして、その夢に向かって挑戦することで、私たちは自分自身の可能性を広げ、新たな自分を発見することになります。
挑戦すること、さらには、その挑戦をあきらめずに続けること、継続することは容易なことではありません。挑戦する夢が大きければ大きいほど、大きな困難や挫折が待ち受けているかもしれません。しかし、それらは私たちが成長するための試練です。それらを乗り越えることで、私たちは自分自身の強さを知り、自信を持つことができます。
だからこそ、皆さんには自分の夢を大切にし、その夢に向かって果敢に挑戦してほしいと思います。そして、その過程で得た経験と学びを、次のステップに活かしてほしいと思います。
新年度が始まり、皆さんが新たな挑戦を始めるこの時に、私たちは皆さんの夢を全力で応援します。皆さんの夢が、皆さん自身の力を引き出し、皆さんを前進させる原動力となることを願っています。
新年度が皆さんにとって、夢と挑戦の年となることを心から願っています。
以上