はぎの通信 No.76(人の話を「聞く」ということ)
はぎの通信 No.76 (R6. 5.20)
中越高等学校長 萩野 俊哉(はぎの・しゅんや)
人の話を「聞く」ということ(``Listening'' to what people say)
先日(5月11日(土))の本校PTA「越志会」主催の講演会で、本校OBで元プロバスケットボールプレーヤーであり、新潟アルビレックスBBでも活躍した佐藤公威(さとう きみたけ)氏からお話を伺う機会がありました。
正直、聞いていて胸が熱くなりました。特に、現在行っている小学生を対象としたクラブチームを編成し、指導を行い、試合や大会にも出場しているというお話を聞いたときなどは、子供たちのまっすぐでひたむきな姿勢、保護者の皆さまのサポート、そして、佐藤氏の熱くて的確な指導の様子などが目の前にありありと浮かんできて、本当に心に響きました。
その中で、佐藤氏がおっしゃったこと。それは、「『聞く力』のある人は、それが子どもであれ大人であれ、必ず伸びる」ということです。私たちは日頃、人の話をしっかりと聞いているでしょうか。「人の話を聞く」ということは、どういうことなのでしょうか。とても考えさせられました。
佐藤氏が大切にしている理念として、「感謝」と「謙虚」と「向上心」という3つがあるそうです。なるほど、これらのことをきちんと成り立たせるためには、「人の話をしっかりと聞く」ということが大切で、必要なことなのですね。
佐藤氏の素晴らしいお話に引き込まれ、とても勉強になり、充実した時間を過ごさせていただきました。本当にありがとうございました。
以上