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2024.10.15 校長ブログ

はぎの通信 No.93(文武一如)

 

はぎの通信 No. 93 (R6. 10.15)

 

中越高等学校長 萩野 俊哉(はぎの・しゅんや)

 

文武一如 (Learning and club activities are one.)

 

 先週の水曜日(10月9日)に、今年度第6回目の壮行会が行われました。その中で、私は、本校の校風を表す言葉の一つとして、タイトルになっている「文武一如」を挙げて、改めて皆さんにお話をしました。

 

 「一如」というのは、表に現れる現象や形としては違うけれども、根源(根っこ)においては一つである、という意味です。

 

 つまり、この場合、「文」つまり勉強と「武」即ち部活動とは、形は違うけれども、根源となる真理の部分では一つのものであり、同じものなのだ、ということです。わかりやすく言えば、たとえば「文武両道」と言うと、勉強も部活も両方頑張って結果を出さなければならないというようなことになりますが、「文武一如」という考えに沿えば、勉強を頑張る人もいていいし、部活動を頑張る人もいていいし、もちろん、その両方を頑張る人もいていい、なぜなら、それらはみな真理となる根っこの部分(=根源)は同じ一つのものであるから、ということです。慌てて付け加えますが、これは決して勉強を怠けてもいいということではありません。そこはおわかりですよね。

 

 ということで、要は、夢中になって真剣になって取り組むものは勉強でも部活でもいい、その両方でもいい。ただし、やるからには本気になって本当に真剣に向き合ってやらなければならない、ということです。

 

 「文武一如」を校風として掲げる高校というのは珍しいと思います。その意味でも、この一つをとってもそこにまさに私たち中越高校としてのアイデンティティーがあり、「越高プライド」を感じるところでもあるのです。 

 

以上