はぎの通信 No.94(「がんばれよ」のひと言)
はぎの通信 No. 94 (R6. 10.21)
中越高等学校長 萩野 俊哉(はぎの・しゅんや)
「がんばれよ」のひと言 (A word of "Good luck")
先週の本校恒例行事の「芸術鑑賞会」。長岡市立劇場の大ホールで、クラシックの音色に酔いしれました。心が洗われる思いでした。皆さんも楽しんでくれたでしょうか。
さて、話変わって… 一般に、先生方は生徒の皆さんによく「がんばれよ」と言います。先生が生徒に向かって「がんばれよ」というのは、まあいわば、朝会えば「おはよう」、昼会えば「こんにちは」、夕方は「こんばんは」と言うあいさつみたいなもので、毎日だれかれとなく生徒にはしょっちゅう使っている言葉です。
でも、誤解しないでください。だからといって、それはそれで決して意味がないことではないし、ある先生のある時の「がんばれよ」のひと言が生徒にとってとても重要なインパクトを与えるということがあるというのも事実だと思うのです。
そう言った意味も含めた上で、やはり教師の言う「がんばれよ」というのは、一種の「あいさつ」のようなものだと思います(つまり、逆に言うと、「あいさつ」というのはそのようにとても大切なものだということです)。
つまり、教師としての本能というか、とても素朴にシンプルに、本当に心から皆さんにがんばってもらいたいと思って言っているのです。がんばるってどういうことかというと、結果を恐れずに、その時その時の自分が持てる全力を尽くして物事にあたるということです。そして、この積み重ねが、本気でがんばり続けた人を成長させてくれると先生方は信じているのです。
そんな先生方の思いや気持ちを感じ取ってくれるとうれしいです。
「がんばれよ」、みんな!
以上