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2024.12.24 校長ブログ

はぎの通信 No.103(足跡の数を誇ろう)

 

はぎの通信 No. 103 (R6. 12.24)

 

中越高等学校長 萩野 俊哉(はぎの・しゅんや)

 

足跡の数を誇ろう (Be proud of the number of footprints!)

 

 今日は2学期の終業式でした。私のお話したことを、以下で文字に起こして記します。

 

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 全国高校駅伝終了。選手及び陸上競技部員の皆さん、そして顧問・引率の先生方、大変お疲れさまでした。さまざまな思いがあると思いますが、今回の経験は必ず次のステップに生きると思います。また、前を向いてがんばっていきましょう!今日は、そんな皆さんの顔を思い浮かべながらお話をします。

 

日本の7人組のボーイズグループのBE-FIRSTの曲に“Glorious”というものがあります。この曲は2023年11月6日に発売され、第102回全国高校サッカー選手権大会の応援歌として使用されましたが、その楽曲の歌詞の一節に、次のようなものがあります。

 

 「あと少しが遠くても 足跡の数を誇ろう」

 

 皆さんは、この歌詞を聞いてどのような印象を持ちますか。

 

 今年1年を振り返ってみましょう。この1年間、皆さんはさまざまな目標をたて、その目標の達成に向けて一生懸命努力してきたと思います。その中で、達成できた目標もあったでしょうが、達成できなかった目標もあったかもしれません。たとえ、達成できなかったとしても、達成しようとする過程の中で、それが困難な道のりでも、しっかりと歩んできた、精一杯がんばってきたという自負があるのであれば、私はそれを十分に誇りに思ってよいのだと思います。目標達成まであと少しだった、でも、その少しが遠かった。たとえそうであっても、そこまで歩んできたたくさんの足跡。その足跡の数を誇ろう。そのようなメッセージを、BE-FIRSTの皆さんは私たちに送ってくれているのだと思います。

 

 そして、それと併せて皆さんへ送りたいメッセージ、それは

 

 「越高 ファイト! もう一歩、その先へ!」 

 

です。私の皆さんへのエールの気持ちを込めた、今年度のスクールスローガンです。今一度、改めて、皆さんへこのエールを送ります。そして、そのもう一歩、その先へ踏み出して残した足跡は、きっと皆さんのかけがえのない誇るべき足跡のひとつになると信じています。

 

 それでは、来年1月の3学期始業式に、また皆さんと元気な姿で会いましょう。それまで、この「はぎの通信」もお休みします。皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。

 

以上