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2025.01.07 校長ブログ

はぎの通信 No.104(若き今日 眉上げん)

 

はぎの通信 No. 104 (R7. 1.7)

 

中越高等学校長 萩野 俊哉(はぎの・しゅんや)

 

若き今日 眉上げん (The fundamental spirit of our school)

 

 今日は3学期の始業式でした。私のお話したことを、以下で文字に起こして記します。

 

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 今日は、3学期始業式。そして今日は新年最初の全校集会です。

 

 年頭に当たり、今年も本校の、ある意味、根本精神に関わる話として、校歌の話をしたいと思います。

 

 本校の校歌は昭和34年(1959年)に誕生しました。作詞者は、本県旧堀之内町(現魚沼市)出身の、戦後の歌人の代表とされる宮 柊二(みや しゅうじ)氏です。

 

 一番の歌詞を思い出してください。

 

 雪深し その簡浄(かんじょう)

 しののめの光りさしつつ

 学ぶべし 確かなる知恵

 若き今日 眉上げん

 長岡 長岡 歴史あり

 われら学ぶ

 中越高等学校

 

 この一番の歌詞の意味を意訳すると次のようになります。

 

 汚れ(けがれ)のない純白の雪が降り積もり、周りはすがすがしい雰囲気に包まれている。

 雲の晴れ間から差し込んだ曙(あけぼの)の光が、真っ白な雪にキラキラと輝いている。

 すがすがしい人間として、輝きながら生きるための、確かな知恵を学ぼう。

 青春の今 胸を張り、顔をすっくと上げて大空を見上げ、強く心を引き締めよう。

 悠久の歴史の町 そして雪の町 ここ長岡に

 我らの誇りの学び舎(や)、中越高等学校がある。

 

 今日、特に私から皆さんへ伝えたいこと。それは、

 

「学ぶべし 確かなる知恵

 若き今日 眉上げん」ということです。

 

「すがすがしい人間として、輝きながら生きるための、確かな知恵を学ぼう。

 青春の今 胸を張り、顔をすっくと上げて大空を見上げ、強く心を引き締めよう。」

 ということです。

 

 ゆるんだり、たるんだりしてはいけません。「強く心を引き締めて」(ここが大事です)、「明るく元気でさわやかな越高生らしい越高生として」、「知育、徳育、体育に日々励む(はげむ)」のです。

 

 最後に、ひと言。皆さん、「皆さんは、一人一人が中越高校生であり、また、中越高校そのものなのです」。それは、制服を着ていても着ていなくても、学校にいるときでも、学校にいないときでも、「皆さんは、一人一人が中越高校生であり、また、中越高校そのものなのです」。このことを改めてしっかりと胸に刻んで、今年1年を自らをさらに成長させる大事な年にしていただきたいと思います。充実した1年になることを願っています。

 

以上で私からの話を終わります。